熱を最大限に取るためにはコップに水がたまる様に熱気をコップに封じ
込めようと考えた。即ち、熱気は上昇する特性をもつことからコップを逆
さ(開口面を下、図6)にして熱を100%取る方法を思いついた。しかし、
熱を最大限に取る方法は解決したがコップの中で燃焼させる事には失敗す
る。原因は酸素欠乏による不完全燃焼(図7)であった。そこで熱を最大
限にとって尚かつ燃焼可能な構造を追求した結果、「熱気は上昇し、冷気
は下降する」という自然現象に気づいた。そこでコップの中に円筒の筒を
入れ、その筒の中で燃焼をさせてコップ上面で熱気を反転させ筒外面とコッ
プ内面の間隙に熱気を下降させるという方法で熱気を下降させるという方
法(昇降流動法)を発見しその原理を利用して熱を最大限に吸収し、同時
に燃焼が持続できる構造(図8)を考案した。
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